福井市主催「エコ学級」に指導員として協力[2005年08月01日]
川の水質や水生生物の調査を通し、身近な環境に関心を持ってもらおうと、福井市主催の「エコ学級」が7月30日に足羽川で開催されました。
当財団はこの企画に協賛、水質や生物調査の専門家として、調査方法や水生生物の名前の調べ方などの指導を行いました。
当日は天候に恵まれ、市内の小学4〜6年生とその親ら30名の参加がありました。
調査は、足羽川の新明里橋、足羽橋、宿布大橋の3カ所で行い、川底の石の裏についているトビケラやカゲロウの幼虫の採集や、簡易水質検査キットを用いた川の水のCOD(化学的酸素消費量)の測定をしました。
子供たちは、特にトビケラやカゲロウなどの水生昆虫に興味を持ったようで、熱心に採集に取り組んでいました。
翌7月31日には、生物からみた川の水質について講義を行い、調査結果を基に、下流と上流の水質の違いについてとりまとめをしました。