「川の環境学習会」を開催しました。[2012年08月01日]
川の水質や水生生物の調査を通し、身近な自然環境に関心を持ってもらおうと、当一般財団主催の「川の環境学習会」が7月27日に開催されました。この学習会には県内の小学4〜6年生と中学生、その親ら約30名が参加しました。 当日は天候も良く川に入って生物の採取を行うには絶好の夏日となり、予定通り実施することができました。1地点目の狐川(JR花堂駅前)では、普段川に入る機会のない子供達は、おっかなびっくり川に入っていましたが、2地点目の足羽川(国道8号線近く)では、川に慣れたのかとても楽しそうに採集をしていました。足羽川ではカゲロウやトビケラの幼虫やトンボのヤゴといった水生昆虫の他、魚類も採集されました。 室内学習では、採集した水生生物の名前調べと生物からみた水質について学習し、狐川と足羽川の水質の違いについて学習しました。また、簡易水質検査キットを用いて、調査を行った河川の水、洗濯水、浄化槽の放流水のCOD(化学的酸素消費量)を測定し、それぞれの水質の違いを数値で確認しました。